納骨堂は故人様をご縁として、今を生きる私たちが仏様の教えに出会わせていただく場所です。
永明寺納骨堂は、永明寺のご門徒様専用の施設です。ご利用いただくためには当山の門徒会に入会していただく必要があります。入会について過去の宗旨は問いませんが、浄土真宗ならびに永明寺の発展と護持に理解と協力をしていただくことが条件となります。

※当山では、ご門徒様には門信徒会費として５千円以上を納めていただいております（全ご門徒様対象）

《第１納骨堂》

第１納骨堂の納骨壇は木造で、いわゆる納骨壇らしい作りです。職人によってひとつひとつに塗りが施され、色あせの少ない「潤み色」に仕上げられています。作りとしては古いですが、木が持つ独特の雰囲気がありそれを気に入られている方も多いようです。阿弥陀様の並びをＡ区分、それ以外をＢ区分としております。（Ａ区分、Ｂ区分ともに作りは同じです）なお、この納骨壇への納骨は専用の骨壷にご遺骨を移し替えていただく必要があります。（残骨は合葬納骨壇に合葬します。合葬した分の遺骨は再び取り出すことはできません）専用の骨壷を用いていただきますと、９体までの納骨が可能です。

《第２納骨堂》

第２納骨堂の納骨壇の素材には劣化の少ないアルミを用いています。１基ごとに扉が設けられ、それぞれに阿弥陀様（お名号）が安置されています。扉を開けると自動的に輪灯が点灯し、金色を主体とした明るい雰囲気の納骨壇です。また幅に余裕を持たせているため、大きめの骨壷でもゆっくり入るのが特長です。ご親族の多い方、ご遺骨を残らず納めたい方などにお勧めの納骨壇です。

《個別納骨壇》

平成２７年に設けた新しいタイプの納骨壇です。専用の小型容器にご遺骨を納め納骨をします。従来の家ごとの納骨壇ではなく、個人様ごと納めていく集合タイプの納骨壇です。大きな納骨壇は不要だけれども、かといって全てを合葬してしまうのは…という方にお勧めです。ご家族にあまり負担をかけずに遺骨を後世に伝えることのできる現代的な納骨壇です。なお、納骨の際には専用の骨壷にご遺骨を移し替えていただきます。残骨は合葬納骨壇に合葬します。（合葬した分の遺骨は再び取り出すことはできません）

《合葬納骨壇》

他の方とご一緒に同じ容器にご遺骨を納めるタイプの納骨壇です。埋葬に費用をかけたくないという方や納骨壇を維持していくことができないという方、埋葬の形にこだわらない方などへお勧めの納骨壇です。なお、埋葬の形式上、一度合葬した遺骨は再び取り出すことはできません。